第60回カンヌ国際映画祭の授賞・閉会式が27日夜(日本時間28日未明)、フランス南部カンヌの映画祭主会場であり、河瀬直美監督(37)の「殯(もがり)の森」が最高賞「パルムドール」に次ぐ審査員特別大賞「グランプリ」を受賞した。
グランプリ、ときくと普通は一位かと思いますが、
実は真の一位はパルムドールなんですよね、カンヌの場合。
パルムドールはクリスティアン・ムンジウ監督の
『4カ月、3週間と2日』。
日本では松本人志の『大日本人』が
話題先行、というかあれは宣伝のみなさまお疲れ様です、
という感じなのですが、フタをあけて見れば、
順当に実力派が結果を残しましたね。
。
「殯の森」はグループホームで暮らす認知症の男性とわが子を亡くした介護士の女性が、男性の妻の墓を探して森の中をさまよう姿を通し、人間の生と死の接点を描いた
テーマの重さと、自然の美しさの
対比が絶妙な作品ですが、
テーマ性ではあの『誰も知らない』ばりのスマッシュヒットとなるかどうか。公開が待たれます。