2005年09月09日
昔のこと4
「へぇ…結婚」
「とてもいい人なの」
お前が幸せなのは結構だが。
それで何故オレに連絡してくるんだ。
「で、それがどうかしたのか」
精一杯の強がりだけが、私を動かしていた。
そう、無関心の仮面を装うことで、平静を保とうと無我夢中で。
「一応、、、報告しとこうと思って」
なぜ、何の為に。
お前の目的は何なんだ。
(おめでとうとでも言ってほしいのか?この馬鹿女がぁ!!)
とでも言えたらラクなんだが。
「口数少ないね…眠いの?」
「いや別に。特に話すこともないだろ。だいたいこんな夜中に」
「なにムキになってるわけ?もしかして妬いてるの?」
「・・・・・」
「…なんてね。全部嘘。ウソよウソ。仕事辞めたのも結婚も」
「ハァ?」
「まだ私のこと好きなんでしょ」
やけに空気が乾いて仕方ない午前2時。
台所の換気扇だけが、虚しく音を立てていた。
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(↑しつこい)