チャーリー・ブラウン
でしょう。まあぎりぎりチャーリー・チャップリンってとこか。
どちらも稀代のエンターテナーなわけだが、
本作の主人公のチャーリーは、何の変哲も無い
タダの少年でございます。
とはいえ。
少年モノの主人公に必須の「純真さ」が
そりゃあもうとめどなく溢れるわけでして。
「家族がイチバンなんだ!」
「ウチにはお金がないから、辞退します」
「家族と一緒じゃないなら行きたくない」
とか何とか、世の垢にまみれた拙者なんぞには
口が裂けても言えないような
セリフを、これでもかとばかり
繰り出してくださる次第で。
そりゃーもう、PTAも大満足って感じで。
連日興行収入ランキングで1位を取りまくる
理由はそんなとこにあんのかと感動しつつ。
ただ少し失敗もあり。
今回のミスは、土曜16時台という、
映画界において最も競争の激しい時間帯に、
人気作を見に行ってしまったことでして。
劇場がデカイ新宿といえど満杯のご様子。
「あーお客さん、歌舞伎町でもやってますよー」
ほほう、オレに歌舞伎町まで行けと。
行こうじゃないの、もちろんチャリで。
土曜のカップル満載の新宿の夕暮れ時を、
愛車(チャリ)で駆け抜ける。
風が心地よい(沁みる)。
たどり着いたはコマ劇エリア。
ハーゲンダッツの前に駐輪して、
いざ劇場へ。
開場15分前。
「あーっと吹き替え版ですがよろしいですか?」
なぬー!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふ、吹き替え版ですと?ゴールデン洋画劇場と同じですと?
2秒躊躇したのち、
「あ、だいじょぶです」
と受付嬢(推定48歳)に告げ、
颯爽と入場するのであった。
土曜16時台といえば。
通常はカップル満載なわけですよ本来は。
なんだこのファミリー層だらけな空間は。
なるほど、、、
ハリーポッター的少年の成長ファンタジーを期待した
ファミリー層が、
吹き替え版という撒き餌に食いついたと。
そういうわけですかそうですか。
案の定予告編も吹き替え版のオンパレード。
ヴィン・ディーゼルがコミカルな日本語でしゃべってるよ!
犬も日本語話してるし。
微妙だ。
仕方ない。これも運命だ。
何か発見があるかもしれない。
が。
やはりジョニー・デップに
珍妙な声優をかましてるあたりで、
結構辟易とするのであった。
というか。
なぜデップはこの作品に出たんじゃろうか・・
まあ毎回毎回毛色の違う作品がお好みのようだし。
監督もティム・バートンだし。
個人的にはジム・キャリーの方が。。とも思いましたが、
まあそれはそれで。
とウダウダやってるといつの間にやら大団円。
「そんな終わり方かよ!」
でもまあ、PTA的には大満足な終わり方でして。
ワガママな子どもの矯正もできて、
親子の絆も強まるってな寸法です。
帰りがけに、
チョコレートに触発されて
ハーゲンダッツに寄ったのは秘密です。